「製薬企業オウンドメディア定期レポート」に登場する製薬企業の、11月に配信されたニュースリリースから、デジタル・プロモーション、社会貢献を中心にピックアップしたニュース記事をお届けします。
※リストは前月のオウンドメディアレポートTOP 19順です
■中外製薬株式会社
中外製薬、東京都にCO 2 削減クレジット1.4万トンを寄付
2020年11月5日
・「ゼロエミッション東京」の取り組みに賛同し、同社が保有するCO
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削減クレジット1.4万トンを都に寄付
・同社はCO
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排出量について、2030年に2019年対比50%以上削減、2050年にゼロを⽬指す
中外製薬グループは、気候変動を地球環境保全のための重大な課題の一つと考え、温室効果ガス排出量(CO
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排出量)の削減に取り組んでいる。今後、この取り組みが社会からの要請や期待も一層高まると考える同社は、CO
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排出量削減の長期目標として、2030年は2019年対⽐で50%以上削減、2050年はゼロを目指す計画を策定し、目標達成に向けた取り組みを開始。
https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20201105150000_1037.html
■MSD株式会社
MSD株式会社、職場におけるLGBTへの取り組みを評価する「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を2年連続受賞
2020年11月12日
MSDは、任意団体 work with Pride が策定した職場でのLGBTに関する取り組み評価指標「PRIDE指標2020」で、昨年に続き、2年連続で最高ランクの「ゴールド」を受賞。
同社では社員が持つあらゆる違いを強みの源泉ととらえており、その力を最大限に発揮できる会社を目指し、2014年に「MSDダイバーシティ&インクルージョン宣言」を発表。宣言の中で、「性別・年齢・障がい・価値観などに対する先入観に気づき、払しょくする」ことを注力目標の一つとして掲げ、さまざまな制度を整備し、社員の意識・行動変容のための取り組みを推進。
https://www.msd.co.jp/newsroom/msd-archive/2020/corporate_1112.xhtml
■田辺三菱製薬株式会社
―大阪の認知に対する実態を調査―
道修町(どしょうまち)が読めるのは近畿圏の20代の8.2% 大阪=歴史と文化がある商工業都市のイメージは形成途上、万博の認知は上々
2020年11月20日
田辺三菱製薬は、本社を構える大阪・道修町および大阪の認知を把握するため、20代以上の男女1,040名を対象に調査を実施。 道修町の読み方を知っていると答えた人は33.3%と低く、特に20代は8.2%と低迷。道修町を「くすりの町」と認識する人が3割にとどまる一方、約6割の人が製薬は大阪を代表する産業と認識。大阪=食いだおれの街、お笑いの街などの認識が根強く、歴史と文化がある商工業都市のイメージは形成途上。ただし、大阪万博の認知は9割以上。
https://www.mt-pharma.co.jp/news/assets/pdf/info201120.pdf
■エーザイ株式会社
社会的責任投資指数「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」に7回目の選定
2020年11月18日
エーザイ株式会社は、社会的責任投資(Social Responsibility Investment: SRI)の世界的投資指数である「Dow Jones Sustainability Index」(DJSI)のアジア・太平洋版「DJSI Asia Pacific Index」の対象銘柄に、今回7回目の選定。 「DJSI」は、経済・環境・社会の3つの観点から企業の持続可能性を評価するもので、環境・社会・ガバナンス(ESG)を中心とする非財務価値向上に対する企業の取り組みを重視する世界中の投資家にとって、重要な投資判断基準の一つ。今回、「DJSI Asia Pacific Index」には、同地域の主要企業約600社から上位158社(うち日本企業は82社)が選定された。同社は、「イノベーションマネジメント」「気候戦略」「環境報告」「人権」などの項目において高い評価。
https://www.eisai.co.jp/news/2020/news202076.html
■ノバルティス ファーマ株式会社
ノバルティス、マイライフと「みんなのがん学校」を広島県呉市に開設 ‐がんについて学ぶ機会を提供し、がん検診への関心向上を促進‐
2020年11月27日
ノバルティス ファーマは、2020年12月4日、調剤薬局の開局・運営および医業経営コンサルティングを行うマイライフ株式会社と、がんについて学ぶ機会の提供とがん検診への関心向上を目的とした「みんなのがん学校」を広島県呉市に開設。 「みんなのがん学校」は、マイライフが運営するオールファーマシータウン内「オールカフェ×タニタカフェ」とオール薬局内中通店内に開設。食事や薬の処方を待つ間に、クイズ形式で気軽にがんについて学べるほか、がん検診についての情報を得られる仕組み。今後、広島市、岡山県倉敷市にも開設予定(2021年10月予定)。
https://www.novartis.co.jp/news/media-releases/prkk20201127
■日本イーライリリー株式会社
有志企業・団体、自治体、医療従事者、健康経営専門家が共同で取り組む「“みえない多様性”に優しい職場づくりプロジェクト」
“みえない多様性”とニューノーマルの職場環境を考える啓発ツールを開発― 健康経営の新たな視座:片頭痛事例から紐解く ―
2020年11月18日
日本イーライリリー株式会社は、片頭痛をはじめ、さまざまな健康課題に付随した症状に伴う、みえない不安や支障、つらさを抱えながら働く人と周囲の人が共に働きやすい職場づくりを目指し、有志企業・団体、自治体、医療従事者、健康経営の専門家と共同で、職場における“みえない多様性”から起こる問題の解決に向けた啓発ツールキット「わかりづらい健康課題『みえない多様性』に優しい職場をつくる -Inclusive Workplace Design Toolkit-」を開発。2020年11月19日より、同社ウェブページ内で公開(以下)。
https://www.lilly.co.jp/news/stories/henzutoo/nextstep
■アストラゼネカ株式会社
アストラゼネカ、ヘルスケア・イノベーションハブ「i2.JP」を発表~アストラゼネカのグローバルネットワークを活用して次世代ヘルスケアに貢献するオープンイノベーションを加速~
2020年11月11日
アストラゼネカ株式会社は、ヘルスケア分野におけるオープンイノベーション活動を積極推進する新たなイニシアティブ「i2.JP(アイツー・ドット・ジェイピー)」を立ち上げたことを発表。同社は「i2.JP」に参画する企業やアカデミア、政府、団体とのパートナーシップを通じて、患者さんをサポートするソリューションの提供や、医療従事者の抱える課題の解決、新たなヘルスケア技術およびソリューションの育成などを実施することで、次世代ヘルスケアに貢献することを目指す。
https://www.astrazeneca.co.jp/content/az-jp/media/press-releases1/2020/2020111102.html