ミーカンパニー株式会社が提供する医療業界のオープンデータを集約した「SCUELデータベース」から、毎回異なるテーマでレポートを作成。ダウンロード資料として、みなさまにお届けします。
今回は、診療報酬改定でより明確になる地域の「かかりつけ医機能」について、 保険医療機関の機能強化加算と地域包括診療料等に着目し、 最新の状況を調査しました(2021年12月時点)。
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機能強化加算
診療報酬改定で実績要件を追加
「地域においてかかりつけ医機能を担う医療機関の体制について、診療実態も踏まえた適切な評価を行う観点から、機能強化加算について要件を見直す」(2022年度診療報酬改定 個別改定項目)
2022年度診療報酬改定では、機能強化加算に緊急往診や看取りの実績要件が追加される等、医療機関にとってより厳しい条件となる見通しです。これまでの議論に対するパブリックコメントでも、「すべての診療所や病院が地域医療で担っている役割を正当に評価し、初・再診料そのものを引き上げるべき」といった意見も出ています。