リアルワールドエビデンス(RWE)&データを活かす!有用な情報から実際のアクションまで

リアルワールドエビデンス(RWE)&データを活かす!有用な情報から実際のアクションまで

2019年1月22日に開催したウェビナー(eyeforpharma社主催)にて、学界、製薬企業のリアルワールドエビデンス・データのエキスパート(東京大学、中外製薬社、塩野義製薬社、グラクソ・スミスクライン社より医療ビッグデータ活用の第一線でご活躍されている4名の皆様)にご講演をいただき、820名を超えるオーディエンスの皆様にご出席いただきました。議論の要旨についてレポートとしてまとめましたので、読者の皆様に提供いたします。

本ウェビナーでは業界内で重要課題として挙げられる下記の4つのテーマを取り上げました。

「Fit for purpose:目的に応じて必要になるデータと、そのデータを評価するためのフレームワークとは」

「患者データにアクセスする上でのハードル、リスクの明確化と解決策について」

「RWEからどのように患者さんのQOLに関する情報を収集するか」

「RWEの利活用ができる人材の育成をどのようにすべきか」

またオーディエンスの皆様への質問「RWEそしてデータの潜在的な可能性を実際のビジネス機会に繋げるために最も必要なものは何か」では 人材の確保 / 教育 が大切と回答された方が最も高く、前頼の30%の方が選択する結果になりました。その他、

  • 疫学的な視点でのデータベース選択の際に検討すべき項目
  • 個人情報保護法・倫理指針の理解・解釈からくる混乱
  • 医療情報に対する匿名加工情報の重要度の高さ、匿名加工の変質の度合いの変化
  • 人材育成の際に着目する3つの役割、社内外トレーニングの事例

についても知見が共有されました。改めてご講演いただきました4名の皆様に深謝申し上げます。

ご講演者様の了承の上、本レポートを皆様に公開いたします。本レポートは弊社のカンファレンスを体験していただく『トライアル版』にあたります。ぜひ、実際のカンファレンスで講演者の皆様の熱意に触れ、直接対話・議論に参加する機会として eyeforpharma Japan 2019 (5月22-23日、ウェスティンホテル東京にて開催) への参加をご検討ください。eyeforpharmaは製薬業界をよりオープンで価値あるものにすることをミッションに、業界のシニアレベルの意思決定者が集い、製薬業界のビジネス機会と重要課題について誠実でオープンな姿勢で議論し、解決策を見出す『場』を提供します。日本製薬企業のさらなる成長のために必要な指針について学び、議論し、進むべき道を見出す機会として、ぜひご活用ください。

eyeforpharma Japan 2019(5月22-23日、ウェスティンホテル東京にて開催)では、引き続き、
東京大学大学院  薬学系研究科 特任准教授 清水 央子氏
中外製薬株式会社  安全性リアルワールドデータサイエンス部長 青木 事成氏
にご登壇いただき、本記事で取り上げております、RWEの重要課題について深堀するほか、日本製薬業界に特有の課題やビジネス機会について、各分野でトップランナーとして活躍されている講演者の皆様に、自社の事例も含めお話いただきます。

新たなご登壇者様情報、ご講演内容

経済産業省  商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長補佐(総括) 岡崎慎一郎氏のご登壇が決まりました。

武田薬品工業社  デジタルユニット デジタルアクセラレーター ジャパンヘッド 大塚 勝氏をお迎えし、『デジタルヘルスソリューションの導入により製薬企業はどこに向かっていくのか-薬剤との関連性とポジショニング、課題と今後進んでいく道-』についてご講演いただくほか、
グラクソ・スミスクライン社 開発本部よりR&D Tech ディレクター 小倉 慎一氏、イノベーション戦略部部長 勝又 昌幸氏にご登壇いただき『GSKにおけるReal World Dateヘの取り組み』についてご講演いただきます。

その他、 日比谷パーク法律事務所  弁護士 パートナー 
一般社団法人全国ファブリー病患者と家族の会 会長によるご講演なども決定しております。

随時こちらのウェブサイトで プログラム情報 を更新してまいります
http://bit.ly/2IamY5q

それでは、本レポート記事につき、こちらからご覧ください
http://bit.ly/2IfyyMi

カンファレンスやレポートに関するお問い合わせは、直接下記eyeforpharma担当者へお願いいたします:

    eyeforpharma Japan 2019 事務局
    
チア 内山 佳奈
eyeforpharma Japan 総括本部長
Tel: +44 (0) 207 375 7535(直通)