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公開日2023.07.31

更新日2024.07.14

見込みユーザーや既存ユーザーと、メールを通してコミュニケーションを取る「メールマーケティング」。
SNSやWebサイトなど、ユーザーとの接点が多様化した今でも、さまざまなチャネルと組み合わせて活用できる有効なマーケティング手法の1つです。
日ごろから慣れ親しんだメールということもあり、「なんとなく」メール配信をしてしまっている方も多いのではないのでしょうか。
弊社では、お客様の課題に合わせて、配信環境整備から企画・設計、メルマガ原稿作成、配信代行、結果検証を行えるサービスをご用意しました。

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メールマーケティングとは

「メールマーケティング」とは、メール配信を通して顧客とコミュニケーションを取り、営業活動をしやすくするためのマーケティング施策の1つです。
主なメールマーケティングのポイントは次の通りです。

メールマーケティングのポイント
・短期的な施策ではなく、継続的な施策として実施する
・目的とターゲットを明確にする
・効果を測定する

メールマーケティングで主に使われる手法

■メルマガ
「メルマガ」とは「メールマガジン」の略称で、Emailによって配信されるマーケティング手法の1つです。
多くの企業が自社や自社製品・サービスのアピールのために配信するメールです。
配信側が知らせたい情報を任意で配信出来るという特徴があり、製薬企業様では主に次のようなかたちで使われることが多いかと思います。

主な配信内容のイメージ
・オウンドサイトのコンテンツ更新で配信
・セミナーの案内で配信
・診療ガイドラインが刷新されたときなど、業界・領域情報に関する速報メール

配信する時間やタイミングなども自由に選択できることも特徴の1つです。

■MAメール
MAとは、Marketing Automation（マーケティングオートメーション）の略で、主にインターネットを介したマーケティング施策を管理・自動化するツールです。
MAツール固有の「シナリオ機能」を使ったメール配信がMAメールになります。
配信システムを使ったメール配信とは異なり、ユーザーの起こしたアクションによりメール内容が変わります。

主な配信内容のイメージ
・メール配信→メール開封（製品動画、または製品サイトの閲覧）→資料送付またはセミナー案内
・メール配信→メール未開封→休眠顧客への再訪を促すメールを送信→未開封のままならシナリオ停止

メールマーケティングを行う上で準備するもの

メールマーケティングを始めるにあたって何を考えておくべきかまとめてみました。

1）メールを配信する目的を明確にする。
メールを配信する目的を決めてから配信を始めないと、施策の途中でぶれてしまうこともあります。そうならないためにもメールマーケティングを始める前に、KGI（重要目標達成指数）と、達成できたかの指標となるKPI（重要業績評価指標）を明確にしておきましょう。

例：
製品コンテンツを更新したからアクセスしてもらいたい
製品関連資材のダウンロード数を増やしたい
セミナーに参加してもらいたい
医療従事者とのオンライン面談を増やしたい

2）配信リストの準備
メールを配信する先のリストの数が少ないと、メールマーケティングの効果が上がっているか分かりにくい場合があります。そのため、新規でメールアドレスを増やし施策や送信エラーにならないようメールアドレスのリストを整理しておきましょう。

3）メールコンテンツの準備
メールマーケティングで成果を出すためには、配信するコンテンツの内容が非常に重要です。
ペルソナ設定を行いユーザーの問題意識レベルに合わせたコンテンツを用意しましょう。
配信したメールによってユーザーの興味関心のレベルを上げられることが理想的です。

例：
メルマガ登録しているけど自社製品についてあまり知識がないユーザーには、次のような内容のコンテンツを配信してみましょう。
・配信コンテンツ
疾患情報、製品のキーメッセージ、製品情報（製品Aの添付文書、インタビューフォーム、総合製品情報概要）など

4）メール配信
コンテンツの準備が完了したら、ユーザーへ配信します。配信方法は「メール配信ツール」や「MAツール」を活用しましょう。

5）配信結果から効果測定
メール配信後は、最初に決めた目標に対してどのくらいのメールが読まれたか、メールからアクションを起こしてくれたユーザーはどのくらいいたのかを検証するために、配信結果をチェックすることが大切です。
はじめに設定したKPIとの乖離を分析することで、改善点や今後の課題が見えてくるはずです。