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患者向けWEBサイト構築時に確認するべきSEO対策のポイント

患者向けwebサイトSEO対策

患者向けWEBサイトを作る際、検索エンジンからの流入を増やすためには「SEO対策」を意識する必要があります。SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」を意味します。SEO対策を適切に行うことで、検索結果の上位に自社サイトが表示されるようになり、ユーザーからのクリック率が高まります。
本記事では、患者向けWEBサイトを構築する上で知っておくべきSEO対策の考え方と、具体例について解説します。

1.  YMYLというジャンルを知る

WEBサイトを構築する際、検索での流入増加を狙う場合にはSEO対策を行う必要があります。日本ではGoogleとYahoo!の検索エンジンが多く利用されていますが、2010年からYahoo!はGoogleのアルゴリズムを採用しているため、Googleのアルゴリズムに適したSEO対策を実施するといいでしょう。
ただし、医療系サイトには一般的なサイトとは異なるアルゴリズムが採用されているため、注意が必要です。
2020年4月、医療系サイトが該当する「YMYL」ジャンルのサイトに対して、Googleのアルゴリズムが変更されました。YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、簡単に言うと「お金」「医療・健康」に関するジャンルを指します。
具体的には

  • ショッピングまたは金融取引情報
  • 財務情報
  • 医療情報
  • 法律情報

などを取り扱うページが、このYMYLのジャンルに該当します。いずれも、人々の将来や幸福に影響を与える可能性のあるジャンルであり、患者向けWEBサイトも、このYMYLに該当します。

General Guidelines
 Part 1:Page Quality Rating Guideline
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  2.3. Your Money or Your Life(YMYL)Pages
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Google 品質評価ガイドライン

今回のアルゴリズムアップデートにより、GoogleはYMYL関連ページに対して「信頼の置ける情報かどうか」を重視するようになりました。SEO対策を考える際には、サイトおよびサイト内コンテンツの信憑性をしっかりと打ち出していく必要があります。

2.  E-A-Tを網羅しサイトの品質を高める

YMYLに該当するサイトでSEO対策を行う際には、「E-A-T」を重視しましょう。
E-A-Tとは近年Googleが検索エンジンの品質を評価する上で重視している項目の頭文字をとったもので、それぞれ「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」を示しています。SEO対策においてコンテンツやサイト自体の「質」が重要となるYMYLに該当するWEBサイトでは、特に注意すべきといえる評価項目です。

3.2 Expertise, Authoritativeness, and Trustworthiness (E-A-T)
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 For all other pages that have a beneficial purpose, the amount of expertise, authoritativeness, and trustworthiness (E-A-T) is very important.
 …

Google 品質評価ガイドライン

E-A-Tを高めるためにはさまざまな方法がありますが、まずは以下に注意してサイトやコンテンツ制作を行ってみてください。

①監修を記載

医療系コンテンツの質を高めるためには、発信する情報内容が間違っていないか、信用するだけの価値があるかどうかをユーザーやGoogleに伝える必要があります。サイトやコンテンツにその道の専門家である医師や専門機関の監修がついていれば、名前や名称をサイト上に記載しましょう。
また、発信情報の信頼性を高めるためには、「誰が書いた記事なのか」を明確にすることも大切です。ライターの名前、肩書き、簡単なプロフィールを記事の下部などに記載しましょう。

②運営元やプライバシーポリシーの明記

サイト自体の運営元については、E-A-Tに関連する以下の内容をしっかり明記しましょう。

  • サイト運営元概要(名前や名称、住所、電話番号、専門性を示すプロフィールなど)
  • 著作権表記(最新の状態に)
  • プライバシーポリシー、利用規約

③適宜コンテンツの更新を行う

例えば「医療用医薬品に関する法律が変更された」など、サイト上のコンテンツ内容に関する情報に修正が必要となった場合は、必ず情報の更新を行いましょう。古い情報のまま誤った内容を掲載していると、信頼性の面から評価が落ち込んでしまいます。その際、記事であれば更新日を表示するなど、必ず「いつの情報なのか」が分かるようにしましょう。

3.  患者ニーズを意識したキーワード設定

WEBサイト構築やコンテンツ制作の際、ユーザーニーズに対応する正しいキーワードを設定する必要があります。専門性を高めることも大切ですが、Googleは何よりもユーザビリティを重視してサイトを評価します。患者さんをはじめとした医療に詳しくないユーザーが検索する場合、専門的すぎてユーザーが理解できない言葉ばかりを用いると、ユーザビリティが低いと判断されてしまいます。ターゲットとなるユーザーが「どのようなキーワードで検索してくるか」を調べ、該当キーワードを適宜盛り込んだサイト構築を意識しましょう。

正しいキーワード設定をするための手法の一つに、Googleが提供する「キーワードプランナー」を用いる方法があります。キーワードプランナーでは、Google上での各キーワードの検索ボリュームを調べることができます。ユーザーが検索すると想定できるいくつかのキーワードをキーワードプランナーで調べ、検索ボリュームの多いものを使用したり、関連キーワードと組み合わせて使用したりしましょう。

4. 医療広告ガイドラインに準拠する

E-A-Tばかりを意識するのではなく、医療系サイトに関しては、そもそもWEBサイト自体が、厚生労働省が発表している「医療広告ガイドライン」に準拠している必要があります。サイト上に商業的訴求となってしまう表記がないかどうか、十分に気をつけましょう。

質の高いサイト構築で検索上位を狙おう

患者向けWEBサイトといった医療系コンテンツを取り扱うサイトは、YMYLに該当しないジャンルのサイトよりも、より一層「質の高さ」を意識する必要があります。ユーザビリティを最優先にしながらも、正しい情報を正しく取り扱い、SEO対策をしていきましょう。