「学会情報データベース」解析レポート -直近3年の胃癌学会で多く取り上げられた治療薬ベスト5-

株式会社医薬情報ネットが提供する「学会情報データベース」を使用して、直近3年間の胃癌学会学術集会の演題に登場した胃癌治療薬を調べてみました。
対象学会、対象薬剤、ならびに多く取り上げられた薬剤ベスト5*を以下に示します。

* 今回は対象薬が少なめなのでベスト5としました。


[方法]
2018~2020年に開催された胃癌学会総会の全演題から、演題名に以下の薬剤が含まれている数を算出しました。

[対象学会]
第90~92回(2018~2020年) 日本胃癌学会総会

[対象薬剤]

白金製剤オキサリプラチン、シスプラチン
代謝拮抗薬5-FU、TS-1、カペシタビン
微小管阻害薬ドセタキセル、パクリタキセル(nab-パクリタキセルを含む)
トポイソメラーゼ阻害薬イリノテカン
分子標的薬トラスツズマブ、ニボルマブ、ラムシルマブ


レジメンが記載されている場合は、次の各薬剤を1カウントとしました。

CAPEOX(XELOX)カペシタビン、オキサリプラチン
FOLFOX5-FU、オキサリプラチン
SOXTS-1、シスプラチン
HER-SOXトラスツズマブ、TS-1、シスプラチン
SPTS-1、シスプラチン
XPカペシタビン、シスプラチン
HXPトラスツズマブ、シスプラチン、カペシタビン


[結果:2018~2020年の胃癌学会演題で取り上げられた胃癌治療薬ベスト5]

順位薬剤演題数カテゴリー主な演題テーマ
1ニボルマブ96分子標的薬使用成績
2TS-192代謝拮抗薬使用成績
3オキサリプラチン81白金製剤使用成績
4パクリタキセル79微小管阻害薬使用成績、併用療法
5ラムシルマブ76分子標的薬使用成績、併用療法

抽出対象演題数は3271演題でした。演題ベスト3は、ニボルマブ、TS-1、オキサリプラチンでした。TS-1とオキサリプラチンX、パクリタキセルとラムシルマブについては、それぞれの併用レジメン演題が多くみられました。パクリタキセルの演題のうちnab-パクリタキセルは22演題でした。
なお、薬剤の抽出は一般名(和文・欧文)および一般的に使用される略名で行い、製品名は抽出対象外としました(レジメン略号に含まれる「HER」「XEL」等は除く)。


「学会情報データベース」の詳細については、以下のダウンロードフォームから入手することができる「医薬品マーケティングにおける学会情報データベースの活用ガイドブック」をご覧ください。
以下のダウンロードフォームに必要事項をご入力 いただければ、すぐにダウンロードすることが可能です。

「医薬品マーケティングにおける学会情報データベースの活用ガイドブック」
- 目次 -
 1.データは石油ではない?!
 2.学会情報データベースについて
  ①オウンドメディアコンテンツでの活用
  ②MRディテーリング効率化での活用
  ③Dr. ターゲティングでの活用
  ④学会情報データベースと処方意向
 3.終わりに


【ダウンロードフォーム