イスラエルのOrCam、視覚障害者を支援するコンピュータビジョンで3,040万ドル資金調達

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※画像はイメージです

視覚障害者のために拡張現実(AR)に取組むイスラエルのOrCam社は、3,040万ドルの資金調達を行いました。
ロイターが伝えたニュースによると、この取引にイスラエルの保険会社Clal Insurance社と、投資グループのMeitav Dash社が加わりました。交渉により、OrCamの資金総額は1億3,000万ドル以上となり、同社の評価は10億ドルに達しました。
Ziv Aviram CEOはロイターに、同社がIPOに向けた準備をしていると語っています。

車の自動運転での技術を医療で活用

以前Aviram CEOは、マシンビジョンを使って自動運転車の事故防止を支援するテクノロジー企業のMobilEyeを創業しました。Intelはこの会社を150億ドル以上で買収しました。
OrCam もマシンビジョンを使っていますが、それを医療用に転用し、全盲の方も含めた視覚障害者を支援として、世界規模でのナビゲーターとなっています。
OrCamは一連のデバイスを製造しました。「MyEye 1」と「MyEye 2.0」はメガネの横に固定するタイプで、イヤーピースも付属します。カメラは物体を見て分析し、電子音声でユーザーに解説してくれます。
「MyEye 2.0」はユーザーに文章を読み上げ、保存した100人の顔を見分け、お店にある商品をパッケージやバーコードで識別し、紙幣の金額を読み取ることができます。また、ショッピングをアシストするために、衣服の色まで認識することができます。
「MyEye 2.0」は今年のCESでも発表されました。

技術の進化でよりプライベートな場面での活用へ

OrCamのテクノロジーを特別なものにしているのは、ユーザーが「見たい」ものにスマートフォンを向けて認識させる必要がないことです。
この点でSamsungの「Relúmĭno」やNovartisの「Via Opta Daily」と違うと言えます。ユーザーは識別したいものを指さすだけで、カメラが手の動きを認識してくれるのです。
サンディエゴに拠点を置くAira社は、ユーザーの視野角で見れるものを離れた場所にいるエージェントが見てナビゲートするものですが、「MyEye」は完全に自動化されており、コネクティビティーを必要としないため、より拡張性に優れていると言えます。これは、よりプライバシーが求められる状況での利用も可能にするものでしょう。

ニュース元:mobihealthnews
http://www.mobihealthnews.com/content/isreals-orcam-raises-304m-use-computer-vision-help-blind

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