製薬企業ニュースリリースPickup 3月版

Medinewが毎月作成している「製薬企業オウンドメディア定期レポート」に登場する各製薬企業が2021年2月に配信したニュースリリースの中から、デジタル・プロモーション、社会貢献を中心にピックアップしたニュース記事をお届けします。
※前月のオウンドメディアレポートTOP 19の中から、50音順にリストアップ

■アストラゼネカ株式会社

アストラゼネカ株式会社、喘息患者さんの新型コロナ感染症状況下における受診をサポート

2021年3月26日

アストラゼネカ株式会社は、喘息患者が早期に適切な対処方法を知るサポートをするためUbie株式会社と協業し、喘息治療の継続をサポートするためのアプリケーションも同時にリリースする。
本取り組みでは、月間80万人以上が利用するUbie社の「AI受診相談ユビー」を活用。回答内容に応じ、喘息の潜在患者さんへ、喘息に関する詳細な情報や、適切な対処方法を提供する。同時に、アストラゼネカは喘息患者の継続治療サポートを目的としたアプリケーションを新たにリリース。このアプリを使うことで、患者は症状の記録ができ、自身の症状の状態を把握することで必要に応じた早期受診に繋げられる。
今回の協業では、アストラゼネカは当該領域の知見をUbie社に共有し、喘息の領域において同社のプラットフォームを充実させることに貢献する方針。なお、「AI受診相談ユビー」の権利はUbie社に帰属する。

https://www.astrazeneca.co.jp/content/az-jp/media/press-releases1/2021/2021032601.html

■エーザイ株式会社

DZNEとエーザイ 神経変性疾患の新規治療薬創出に向けた共同研究契約を締結

2021年3月17日

エーザイ株式会社とDeutsches Zentrum für Neurodegenerative Erkrankungen(ドイツ神経変性疾患センター、以下DZNE)は、神経・グリア細胞における免疫制御によるアルツハイマー病(AD)をはじめとする神経変性疾患の新規治療候補品の創出に向けた共同研究契約を締結した。
DZNEは、ドイツ国内の10拠点で構成される神経変性疾患の予防、診断、治療に関する世界トップクラスの学際的研究を推進する公的機関。本共同研究は、DZNEの神経変性疾患における基礎および臨床研究の専門知識と、エーザイの神経変性疾患における創薬の豊富な経験を組み合わせることで、新規治療候補品の創出を加速していくものである。

https://www.eisai.co.jp/news/2021/news202115.html

■MSD株式会社

厚生労働省主催 第2回「上手な医療のかかり方アワード」で医政局長賞・企業部門優秀賞を受賞

2021年3月11日

MSD株式会社は、厚生労働省が主催する第2回「上手な医療のかかり方アワード」で、医政局長賞・企業部門優秀賞を受賞。
厚生労働省が実施する「上手な医療のかかり方」プロジェクトは、国民のいのちと健康を守りながら医療現場で働く医療従事者も守るために、限られた医療資源の上手な活用方法を啓発することを目的に2020年にスタート。「上手な医療のかかり方アワード」はそのプロジェクトの一環として、保険者、医療関係者、企業、民間団体、自治体などを対象に、上手な医療のかかり方への貢献につながる優れた啓発活動・取り組みを表彰するものである。MSDは2019年から自治体と連携し、120年以上にわたり社会貢献事業として展開してきた11言語の無料デジタル医学事典「MSDマニュアル」を活用し、在住・訪日外国人が母国語で信頼できる医療情報を入手できるよう、多言語での医療情報案内ツールを製作・無償提供してきた。こうした活動がヘルスリテラシーの向上と上手な医療のかかり方の普及に寄与したと評価され、今回の受賞に至った。

https://www.msd.co.jp/newsroom/msd-archive/2021/corporate_0311.xhtml

■田辺三菱製薬株式会社

難病患者団体支援活動「田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム」第9期 助成先決定のお知らせ

2021年3月12日

田辺三菱製薬株式会社は、「田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム」の第9期の助成先を決定した。第9期は、難病患者団体およびその支援団体が実施する14件の事業に対し、総額874万円を助成する。

https://www.mt-pharma.co.jp/news/2021/MTPC210312.html

■中外製薬株式会社

中外製薬の人工知能(AI)を用いた抗体創薬支援技術 MALEXA-LIの成果がScientific Reportsに掲載

2021年3月22日

中外製薬株式会社の人工知能(AI)を用いた抗体創薬支援技術MALEXA-LIに関する論文が、Scientific Reportsに掲載された。Scientific ReportsはNature Researchが発行するオンラインの総合科学誌であり、出版論文数において世界最大の学術雑誌に位置付けられている。
中外製薬は、2020年に発表したデジタル戦略「CHUGAI DIGITAL VISION 2030」の最終目標として、「デジタルを活用した革新的な新薬創出」を掲げ、AIを始めとした先端技術の活用による新規医薬品候補の創出や創薬の成功確率向上といった研究プロセスの劇的な変革を目指している。MALEXAは、「Machine Learning x Antibody」の頭文字をとった中外製薬が独自に構築したAI技術であり、「機械学習×抗体」で創薬プロセスを変えることを期待。今回Scientific Reportsに掲載されたMALEXA-LIは、MALEXAを用いて抗体の「種」となるリード抗体に適した配列を見つけるAI技術だ。

https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20210322150001_1087.html

■ノバルティスファーマ株式会社

オンコロジー領域においてデジタルプラットフォームを活用した医療関係者への新たな情報提供サービスを開始

2021年3月31日

ノバルティス ファーマ株式会社は、2021年4月1日より、オンコロジー領域の医療関係者への新たな情報提供サービス、Digital Engagement Liaison(DEL)を開始。MR経験を持つ社員がデジタルプラットフォームを活用し、医療関係者との次世代におけるエンゲージメントのあり方に挑戦する。
最新の調査において、医療関係者が疾患・薬剤情報を得るために活用する媒体の比率は、インターネットサイトによる情報提供やインターネットによる講演会などデジタルプラットフォームの利用が、従来のMRによる人的な手法を大きく上回っており*、医療関係者とのコミュニケーションやエンゲージメントのあり方に新たな手法が求められている。
その状況をふまえ、ノバルティス ファーマはDELを設置し、これまでのMRとしての知識や技能に加えて、ZoomやLINE、Websiteなどの各種デジタル上のプラットフォームを使い、医療関係者が望む最適な時間において各種情報提供を行う。なお、本サービスは、オンコロジー領域に専門特化したものである。

*参考文献:株式会社エム・シー・アイ マルチメディア白書2020年冬号

https://www.novartis.co.jp/news/media-releases/prkk20210331