今年1年大変お世話になりました。

今年1年大変お世話になりました。

株式会社医薬情報ネット 代表取締役の金子剛章です。
早いもので本年も、残すところあとわずかとなりました。

いつもMedinewをご覧いただき、また今年1年お世話になり、誠にありがとうございます。
皆さまのおかげをもちまして、Medinewは、メディアとしての実力を大きく広げる年とすることができました。

2020年を振り返りますと、今年の漢字に「密」が選ばれたように、COVID-19の話題で持ち切りの1年でした。特に個人的には「来るべき未来に向けしっかりと用意ができているのか」と、未来に向けた投資がいかに大切かを痛感させられた年でした。

Medinew を運営する医薬情報ネットは、今年2月からフルリモート体制に移行し、10月にはオフィス自体を撤廃いたしました。オフィス撤廃によりいくつかの些細な課題は発生しましたが、おかげさまで業務に支障を来すような問題はなく、通常業務を継続することができております。

このようにスムーズな業務移行が達成できたのは、将来を見据えて日頃から社内制度やツールなどを整え 、オンライン化の準備を推進してきたからだと実感しています。
まさしく、来るべき未来への投資を少しずつ行ってきた結果です。COVID-19の影響が全くなかったとは言えませんが、こうした備えのおかげもあり、想定よりも速く目的を達成することができたのは幸いでした。

医薬品マーケティングにおいては、ご存知の通り、COVID-19の影響は大きく、さまざまな業務において強制的にデジタル化を求められました。
MRの訪問自粛、学術集会の中止・延期など、対面を中心としてきた既存の医師へのアプローチ方法は全て変化を求められました。リモート体制を準備していた企業と、そうでない企業との差が如実に現れ、将来に向けたリスク管理が大切であることを痛感した1年でもありました。

医療全体においても、オンライン診療でのAI活用、病院のスマートホスピタル化など、ぼんやりと見えている未来に向け、医薬品マーケティングはどのように変わっていくのか、未来の解像度を高め、長期的な投資を続けることが、結果として顧客満足度に繋がってゆくのだと思います。

Medinewは、今はまだとても未熟なメディアですが、来るべき医薬品マーケティングの将来に向け、少しでも気付きや有益な情報を提供できるようなメディアへと成長することを目指し、今後も引き続き精進して参ります。

最後に、改めまして、本年は大変お世話になりました。
1日も早くCOVID-19の不安が無くなり、多くの皆さまがニューノーマルの世界を楽しめる日が来ることを願っています。
来年は、皆さまが無事に良いお年をお迎えられますことを、心からお祈り申し上げます。