「学会情報データベース」解析レポート -直近3年の糖尿病関連学会で取り上げられた経口糖尿病薬ベスト10-

株式会社医薬情報ネットが提供する「学会情報データベース」を使用して、直近3年間の糖尿病関連学術集会の演題に登場した経口糖尿病薬を調べてみました。
対象学会、対象薬剤、ならびに多く取り上げられた薬剤ベスト10を以下に示します。


[方法]
2017~2020年に開催された次の糖尿病関連学術集会(各3年分)の全演題から、演題名に以下の薬剤が含まれている数を算出しました。

[対象学会]
第32~34回 日本糖尿病合併症学会(2017~2019年)
第61~63回 日本糖尿病学会年次学術集会(2018~2020年)
第52~54回糖尿病学の進歩(2018~2020年)

[対象薬剤]

SU薬

トルブタミド、アセトヘキサミド、クロルプロパミド、グリクロピラミド、グリベンクラミド、グリクラジド、グリメピリド

速効型インスリン分泌促進薬

ナテグリニド、ミチグリニド、レパグリニド

α-グルコシダーゼ阻害薬

アカルボース、ボグリボース、ミグリトール

ビグアナイド薬

メトホルミン、ブホルミン

チアゾリジン薬

ピオグリタゾン

DPP-4阻害薬

シタグリプチン、ビルダグリプチン、アログリプチン、リナグリプチン、テネリグリプチン、アナグリプチン、サキサグリプチン、トレラグリプチン、オマリグリプチン

SGLT2阻害薬

イプラグリフロジン、ダパグリフロジン、ルセオグリフロジン、トホグリフロジン、カナグリフロジン、エンパグリフロジン

注:
・一般名が記載された演題のみ対象としました。
・一般名の和名、英名で検索しました。
・グリベンクラミド、メトホルミン、ブホルミンの同意語として、グリベンクラマイド、メトフォルミン、ブフォルミンも含めました。
・配合錠の場合は成分ごとに1演題としてカウントしました。


[結果:2017~2020年の糖尿病関連学術集会で取り上げられた経口糖尿病薬ベスト10]

順位

薬剤

カテゴリー

演題数

1

メトホルミン

ビグアナイド薬

97

2

ダパグリフロジン

SGLT2阻害薬

65

3

カナグリフロジン

SGLT2阻害薬

58

4

イプラグリフロジン

SGLT2阻害薬

50

5

ルセオグリフロジン

SGLT2阻害薬

46

6

トホグリフロジン

SGLT2阻害薬

41

7

エンパグリフロジン

SGLT2阻害薬

38

8

シタグリプチン

DPP-4阻害薬

24

リナグリプチン

DPP-4阻害薬

24

10

テネリグリプチン

DPP-4阻害薬

21

抽出対象演題数は8312演題でした。演題ベスト3は、メトホルミン、ダパグリフロジン、カナグリフロジンでした。
メトホルミンはかなり古い薬剤ですが、新たにその多面的な作用が明らかになってきており、抗腫瘍作用に関するものが7演題ありました。また、有効性・安全性に関する演題のうちDPP-4阻害薬との配合剤関連が9演題ありました。


「学会情報データベース」の詳細については、以下のダウンロードフォームから入手することができる「医薬品マーケティングにおける学会情報データベースの活用ガイドブック」をご覧ください。
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「医薬品マーケティングにおける学会情報データベースの活用ガイドブック」
- 目次 -
 1.データは石油ではない?!
 2.学会情報データベースについて
  ①オウンドメディアコンテンツでの活用
  ②MRディテーリング効率化での活用
  ③Dr. ターゲティングでの活用
  ④学会情報データベースと処方意向
 3.終わりに


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