UC Davis、身体に障害を持つ子どもたちへの遠隔医療プログラムのために200万ドルを取得

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※画像はイメージです

UC Davis(カリフォルニア大学デーヴィス校)では、脳性まひ・脊椎披裂・脊髄損傷・その他の身体に障害を抱える子どもたちを対象とした遠隔医療プログラムを提供、検証を行うために、5年間で総額200万ドルの補助金を獲得しました。

これは、実際に「California Children’s Services(カリフォルニア州子供向けサービス)のMedical Therapy Program(医療セラピープログラム:以下MTP)」と呼ばれている州政府のプログラムを通じて、無料でサービスが提供されています。

身体障害児特有の問題

UC Davisの小児救急医療のチーフJames Marcin博士は、身体に障害を持つ子どもには特有の問題があると指摘します。
例えば、脳性麻痺の子どもは股関節脱臼のリスクが高いのですが、実際に治療に当たる整形外科医がかかりつけの小児科医と連携が取れない場合は適切な処置を行うことができない可能性が高くなります。
このような身体に障害を持つ子どもたち特有の問題に対応するためにMTPは提供されています。

プログラムの概要

MTPでは、身体に障害を持つ子どもたちに対して、状況を評価やフォローアップを行う専門家、治療を行う専門家、車椅子などの補助器具を扱う専門家、リハビリの専門家などの複数の専門家、診療所がユニットになりサービスが提供されます。
このように横の連携を強めることで、遠隔的に総合的なサービスが提供されるようになり、専門外の対応をなるべくしないようにすることもこのプログラムの目的です。

また、今までであればUC Davisの医療センターのみで行われていたサービスだったため、地理的に大きな制限がありましたが、各地域の専門家をつなぐことで地理的な制約を緩和して総合的なサービス提供を可能にしています。

それでも残る問題点と今後の方針

本プログラムは非専門家による不適切な対応やケアを極力減らしていくことも大きな目的の一つですが、それでも専門家の数は限られており、特に農村部においては非専門家による診察が行われたり、専門家によるサービスを遠く離れた都市部まで受けに行かなければならない状況が残っています。
今後はその根本的な問題点への対応も望まれます。

そして、このプログラムを通じて、UC Davisでは患者満足度とその費用に関する調査を進めていく予定です。

ニュース元:mobihealthnews

http://www.mobihealthnews.com/content/uc-davis-gets-2m-ahrq-test-telemedicine-program-children-physical-disabilities

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