【Health2.0Asia-Japanレポート2016 day1】起業家医師たちが語る遠隔医療展望

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シリコンバレー発の医療・ヘルステック分野のカンファレンス「Health2.0Asia-Japan」。
第2回目の日本会議が、2016年12月6日(火)~7日(水)東京で開催されました。

1日目は渋谷ヒカリエホールにて、人工知能やロボット、データ活用、トランプ政権下で変化する米国のヘルスケア事情など、
最先端事例の紹介や様々なディスカッションが行われました。
今回はその中から『起業家医師たちが語る遠隔医療展望』の一部をご紹介します。

プログラムで紹介された新サービス、クスリバ

『起業家医師たちが語る遠隔医療展望』のプログラムでは、
「医師であり起業家」のパネリストが医療の未来についてディスカッションし、
同じくベンチャー企業家の医師たちが自社サービスをデモンストレーションしました。

そこで紹介されたのが医師の経験知を集める治療のための知恵袋「クスリバ」です。
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このサービスを提供するのは、
皮膚を専門としない医師を皮膚専門医が遠隔画像診断でサポートする「ヒフミル君」を運営する株式会社エクスメディオ。
クスリバとは、ひと言でいうと、治療についての疑問や悩みなどを医師同士で相談できる知恵袋サービスで、
2016年10月17日にサービスを開始しています。

代表の物部真一郎氏は
「臨床に関して些細な質問でも気軽に相談できるよう、堅いカンファレンス(症例検討会)とフランクな居酒屋トークの中間、『医局のソファ』をイメージしている」と話します。
医師同士で経験値の共有が適度に行われるような仕組みを作り、
医療の貢献を目指すため互助医療の場をオンラインで提供しています。

遠隔医療の拡大には、リスク説明やリカバリー方法の整備が必須

このようにあらたなサービスが生まれ広がりつつある遠隔医療ですが、一方ではまだ大きな課題もあります。
例えば、日本だけでなく、シンガポールでも在宅医療・介護事業提供する展開する武藤真祐氏は
「シンガポールは遠隔診療の厳しいガイドラインがある」とコメントしました。
シンガポールでは遠隔医療利用者へリスク説明が必須であり、
デバイスがこわれたら誰かかけつけるなど、様々なリカバリー方法が用意されているといいます。

現在の日本の遠隔医療はサービス利便性を大きく訴えていますが、
今後の拡大、安全な利用のためにはリスク管理方法の整備が同時に必要となっていきます。

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