従来の4倍!糖尿病の創傷治癒を早める新しい再生包帯

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治療が難しいことで有名な慢性的糖尿病性足潰瘍は、
糖尿病患者の15%に影響を及ぼし、また厳しい痛みを引き起こして生活の質を悪化させています。
糖尿病性足潰瘍の合併症は深刻になる可能性があり、足の切断が必要になったり、
場合によっては死に至ることもあります。

ノースウェスタン大学の生体医用工学の研究チームは今までにない、再生包帯を考案しました。
この包帯には抗酸化性質があり、自分で体を治癒していく能力を促進するタンパク質を供給します。

タンパク質の持続的な放出を可能にする再生包帯

この再生包帯は熱応答性のある生体適合性材料からできており
液体として傷に塗ると、体温で固まりジェルになります。
「ストロマ細胞由来因子ー1」と呼ばれるタンパク質がジェルに組み込んであります。

本来このタンパク質は、修復細胞 (幹細胞や前駆細胞) を損傷部位へ移動・定着させるために使われます。
患部では「ストロマ細胞由来因子ー1」によって新しい血管が作られることで、
血流の増加や創傷の治癒が促進されます。

生体適合性材料からのこのタンパク質の持続的な放出は、身体の自然治癒反応を模倣しています。
冷たい生理食塩水ですすぐことで、材料の熱応答性により創傷の包帯交換を安全にし、
包帯交換時の治癒組織の再損傷を防ぎます。

治癒速度が従来の包帯の4倍以上に

Journal of Controlled Releaseでの研究発表では、
リジェネレーティブバンデージ (再生促進包帯) が糖尿病の創傷治癒において、副作用なく従来の包帯の治癒速度の4倍以上促進すると発表しています。
研究者はリジェネレーティブバンデージ (再生促進包帯) の使用で創傷への血流増加を示し、
糖尿病患者にとって障害となる生体の傷の修復過程で、部分的に修復できることを示唆しました。

ニュース元:medGadget
http://www.medgadget.com/2016/08/novel-regenerative-bandage-hastening-healing-diabetic-wounds.html

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