生体検査のサンプル、ドローンで輸送

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無人航空機・ドローンは、人間に代わって危険な場所に行ったり、新しい視点をもたらしてくれるだけでなく、さまざまな産業に変化をもたらしつつあります。
医療分野では、薬を届けたり緊急時に救命機器を乗せて駆け付ける役割などが期待されていますが、医学雑誌「PLOS ONE」で発表された調査によると、生体検査のサンプルをクリニックまでドローンで運んでも、サンプルの質にはほとんど影響しないことが分かりました。

ドローンで輸送したサンプルの成分を分析

この調査では、成人56人から採った33の生化学・血液学・血清学的検査用サンプルを半々に分け、一方をドローンで6分~38分かけ運び、ドローンで輸送しなかった場合と比較しました。
その結果、それぞれのサンプルの成分の値の差と平均からブランドアルトマン法で調べても誤差は大きく見られず、検査をするのに必要な基準に満たなかったのは重炭酸塩のみで、サンプルに違いはほとんど見られませんでした。

ドローンによるサンプル輸送は実用的

今回の分析で見られた成分の数値のばらつき(CV値)は高めの傾向があるものの、測定の精度が原因の偶然誤差と考えられ、系統的な誤差は見られませんでした。サンプルに偏りが出ないよう層別化した上での精度は97%、ドローンでの飛行距離は、サンプルに影響しないと言えそうです。

 

Reference  http://www.medgadget.com/2015/08/drones-shown-effective-for-delivery-of-patient-pathology-lab-samples.html

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