グラクソ・スミスクライン、百日咳ワクチンキャンペーンを実施

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赤い帽子の赤ちゃんを抱き、顔を近づけているオオカミ姿のおばあちゃん・・・これは英グラクソ・スミスクラインが展開する、祖父母に百日咳ワクチン接種を呼びかける米国でのキャンペーン広告です。百日咳は乳児にうつると深刻な状態になるにも関わらず、危険性を認識していた祖父母はわずか2%だったといいます。

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記録的に低い大人のワクチン接種率

破傷風・ジフテリア・百日咳の3種混合ワクチンTdapの接種率は、19歳以上だと17%、祖父母の年齢だと10%以下です。百日咳は飛沫感染し感染力も強いため大人にも増えています。大人の場合はせきが長く続く程度の症状ですが、乳児だと重症化し後遺症が残ったり死亡することもあるのです。
恐怖に訴えるワクチンのマーケティング戦略はよくありますが、可愛い孫への感染源となり得る「オオカミ=悪者」として描いたこのキャンペーンは、祖父母に罪の意識を抱かせます。

医療従事者も感染源に

ニューヨークタイムズの健康ブログ「Well」によると、小児病院の医療従事者のうち83%が、患者さんに危険と知りつつも、過去1年のうち少なくとも1回は咳の症状があっても出勤したことがあるといいます。また、33%は自分では気づかず百日咳に感染していたというデータもあります。
このキャンペーン、オオカミが医療従事者のバージョンも必要かもしれませんね。

Reference  http://pharmamkting.blogspot.jp/2015/07/gsks-whooping-cough-campaign-should.html

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