あなたもスパイになれる?コンタクトレンズ型望遠鏡!

0

右目でウインクをすればズームイン、左目ならズームアウトできる機能のついたコンタクトレンズ。これは、スパイ道具として開発されたものではありません。UCサンディエゴ校工学部のエンジニアチームが開発したこのコンタクトレンズは、加齢性黄斑変性症などの眼病を患う患者さんの視力改善を目的につくられました。

contact_lens_telescope

Telescopic-Contact-Lens-Could-Improve-Eyesight

2.8倍のズームも可能

1.55mmの厚さのレンズには、薄い屈折望遠鏡が埋め込まれており、アルミニウム鏡で光を屈折する構造です。そしてこれらは生物学的に安全な接着剤で結合されています。眼には酸素の供給が必要なため、0.1mmの幅の空気が通る小さな穴もきちんと組み込まれています。また、電子に反応するフィルムを利用して、目の動きで取り込む光の量を調節する仕組みにもなっています。このフィルムは一種類の偏光に反応するように制御されているので、反応する偏光を切り替えることでズームを可能にしているのです。ソフトコンタクトとは異なり、強膜レンズというものを使用して作られているのだそう。ズームの倍率は2.8倍で、低倍率の双眼鏡と同じくらいです。

Engineers-Develop-a-Telescopic-Contact-Lens

実際に装着してみた人は、安全かつ快適だったと評価したようです。また、このコンタクトレンズは兵士にも役立つとして、国防高等研究計画局(DARPA)が資金提供を行っているそうです。

Reference  http://www.sciencedaily.com/releases/2015/02/150213145049.htm

Share.

About Author

仁科早貴

福岡県出身。歯学部在学中。医療系Webサービスや歯ブラシの開発を手がける。一般社団法人ふくろうの会理事。(株)医薬情報ネット勤務。growth hacker.

Comments are closed.