意外と知らない、けれど怖い「床ずれ」対策に、小型モニターを開発

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「床ずれ」をご存じでしょうか。聞いたことならある、という方が多いかもしれません。
床ずれは褥瘡(じょくそう)ともいい、寝たきりの患者さんの体とベッドの間で生じる摩擦や血行不全による組織障害のことで、この潰瘍からの感染で多くの方が亡くなっています。長期入院などの寝たきりの患者さんに起こる可能性が高い深刻な問題ですが、新たな対策機器が生まれました。

6つの小型センサーを内蔵

世界最大の複合企業である米ゼネラル・エレクトリック社が、VA(米国退役軍人省)と共同で床ずれを防止する小型モニターを開発しました。手で持てる小さなサイズですが、なんと6つものセンサーが内蔵されています。温度センサーは感染による熱を測定し、対象物の物性、性質を示すハイパースペクトラムセンサーは皮膚の色や密度を測定します。潰瘍のサイズは3Dセンサーが、潰瘍から生じるガスは蒸気センサーが測定します。また、位置認識センサーが体のどの部位で長く圧がかかっているかを測定します。

現在、ジョージア州オーガスタ医療センターの脊髄損傷の患者さん18人がモニターテストに協力しています。この新技術が床ずれの解決策になることを期待したいですね。

 

Reference  http://www.medgadget.com/2015/03/ges-new-multi-parameter-probe-to-prevent-pressure-ulcers.html

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春から歯学部4年生。今年の目標は pinspireの記事執筆をこなすこと、研究室にちゃんと行くこと、テストに一回で通ること、夏は生足を出すこと。

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