Facebook、アメリカ政府などの自殺防止対策

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全世界で40秒に一人が自ら命を絶っている事実をご存じでしょうか。2012年のWHOによる統計では、1年間で推定80万人が自殺しています。自殺は通常の疾患治療とは異なり、またデリケートな問題でもあります。自殺防止のために、現在はどのような取り組みが行われているのでしょうか。

Facebookやappleの取り組み

2015年2月下旬、米facebookは自殺防止策として新たな機能を追加しました。自殺をほのめかすような内容の書き込みを見つけた場合にユーザーが報告できる機能や、そのような書き込みをしたユーザーに対するアドバイスを提供する機能で、Forefront、Save.org、Now Matters Now、全米自殺防止ライフラインなどのメンタルヘルスケア機関と連携しています。
また、自殺防止の動きを見せているのはSNSだけではありません。2013年6月、appleはSiriの自殺防止装置を改善しました。iOS 7バージョンでは、自殺をほのめかす問いかけをすると自殺防止センターの電話番号を表示し、電話をかけるよう促すようにしています。

アメリカ政府の取り組み

HHS(アメリカ合衆国保険福祉省)の支部であるSAMHSA(薬物乱用と精神衛生管理)が、「医療従事者向けの自殺防止ガイドライン」のアプリによる提供を開始しました。Suicide Safe と呼ばれるこのアプリでは、「自殺防止ガイドラインSAFE-T」、「他のユーザーによるケーススタディ」、「自殺について患者さんと話す際のヒント」、「最寄りの自殺防止センターの情報」などを閲覧することができます。SAMHAの責任者であるパメラ・S・ハイド氏は、「自殺は多くの人の命を奪いますが、防止できる問題です。私たちはこのアプリを通じて命を守るために最前線で働く人に情報を提供します。このアプリは患者の自殺の徴候に対処するためのツールです」と語ります。

これが助けになるか、おせっかいだと思うかは人それぞれかもしれませんが、自殺防止に向けた何らかの動きがあるのは好ましいことですね。平成26年の日本の自殺者数は25,427人。主要な死因のひとつとなっています。各業界、また一人ひとりがこの問題に取り組む必要がありそうですね。

Reference
http://mobihealthnews.com/41268/hhs-launches-suicide-prevention-training-tool-app-for-providers/

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About Author

春から歯学部4年生。今年の目標は pinspireの記事執筆をこなすこと、研究室にちゃんと行くこと、テストに一回で通ること、夏は生足を出すこと。

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